ナンパ するのは、肉食系メスか?

初夏の風物詩・蛍。我が家も6月末になれば、近所の土手へ

繰り出し、蛍の光を探しにいく。見つけ方として、一般に

目に付きやすい葉や植物の上に止まっているのがメス、決まった

光の信号を点灯させながら飛び回っているのはオスらしい。

 『光の信号』。蛍は、発光器官があるんだって。その器官に

供給する酸素の量を調節することで光り方が変わり、それぞれの

オスが点灯させる信号にビビッときたメスは同じパターンで信号を

送り返したら、相互に信号の交信を継続させながらオスがメスの

側に寄り添うんだって。来年は、このロマンスを感じる観賞を

したいな~。人間でいえば、信号の交信をしあう姿は、アイコンタクト

かしら?

 でも、気をつけないといけないのは、純粋な草食系オス蛍に

小悪魔な肉食系フォトゥリス属のメス蛍。この肉食系メスは、

一つのパターンしかないのも関わらず、オスが発光するどの種の

信号も彼らに合わせた同じパターンで送り返せるんだって。

そして、だまされてやってきたオスは、可愛そうに即座に食べられて

しまうんだって。つまり、同じ蛍でも、種が違えば単なるエサ。

 ごきぶりのように、仲間を守る種族フェロモンがあれば、

肉食系に勝てるかもしれないけれど。

 もしかしたら、食べられてしまう直前まで人間をも楽しませて

くれるオス蛍をどんなサービス業でも見習えるだろうか?

いやいや、サービス業には駆け引きも必要だな(笑)。